本年度から兵庫県の入学試験が早くなったこともあり、早くも入学試験まで2か月となりました。

保護者の皆様には、願書の下書きをお願いし、面接の想定問題をご夫婦で話し合っていただいていると思います。

今、一番大切なことは焦りながら焦らないことです。ただ入学試験に40年近くも携わらせていただいている私でさえ焦っているのですから、イライラしないで下さいとお願いしても、無理な相談です。焦るのが当たり前ですから、どうぞ焦ってください。但し、焦り方の問題です。

入学試験の問題のほとんどは、ほとんど差のつかない基本問題とできる子どもとできない子供にはっきり分かれる応用問題に分かれます。これから、2か月間はほとんど差のつかない基本問題で差を付けられないことが最も大切です。この問題がまだできていない、こんな問題がまだ残っているというのではなく、今できている基本問題を確実にしっかり解答するために、学習量をしっかり確保するために焦ってください。そのためには、保護者が笑顔で子供たちに接することが最も大切になります。私自身も焦ってきていますので、目は吊り上がり、とても怖い顔になっていると思います。私も子供の前に出るときは一度鏡の前で笑顔を作ってから出るようにしています。

いま、子供たちに恐怖と不安を与えても何も良いことはありません。焦っていることや不安であることを自覚していただいて、その事が子供たちに悪影響を及ぼさないよう努めてください。

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